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noindex対策とは？nofollowタグで検索順位を上げる方法
検索順位を上げるための方法、上位表示を達成するために行う手法として、内部対策・外部対策があります。
内部対策では、主にタイトルタグやmetaタグ、キーワード等を調整し、修正するものです。また、新たなページを作成し、公開することも内部対策の1つです。
外部対策では、自社HP以外のウェブサイトからリンクを設置します。被リンクの数を増やすことで順位を改善していく流れとなります。
現在のSEO対策では、これらの手法を行い、検索順位を改善していくのが一般的です。
特に内部対策では、新たなページをどんどん作成して公開することが重要とされています。
しかし逆に、現在公開しているページを少なくし、制限することで順位を上げる方法があります。
それが「noindex対策」になります。
noindex対策とは、弊社独自の対策手法となりますが、意図的にあるページだけを検索エンジンから除外し、有効なページのみを検索エンジンにインデックスさせる方法です。
noindex・nofollowタグとは？
■noindex・nofollowタグ
＜meta name="robots" content="noindex,nofollow" /＞
※上記記述を使用される場合には、＜ ＞を半角に置き換えてください。
noindex・nofollowタグとは、HTMLの記述方法の1つとなりますが、検索エンジンのクローラーが自社HPを巡回し、ページ情報を取得しようとした際に、「このページを取得しない」という命令をクローラーに伝えるための記述です。
一般的には、テストページや非公開ページ、会員ページなど、不特定多数の人に見られると困るようなページをウェブ上に公開する際に用いられる記述方法ですが、これらを応用し、意図的にウェブページをコントロールする方法がnoindex対策です。
意図的にページを非公開にするメリット
現在の検索エンジンアルゴリズムでは、いわゆるコピーコンテンツと呼ばれる重複ページや同一ページで構成されるウェブサイトを、ペナルティとして検索結果から排除しています。検索順位は、単にページ数が多ければ良いというものではなく、逆に意図的なページ数の増加は検索順位を下げることに繋がります。
そのため、この手法はページ数の多い大規模サイトやネットショップ・ネット通販サイトなどで高い効果を発揮しています。
たとえば、ページ数の多いウェブサイトの場合、新たなページを公開すればするほどコンテンツ内容が重複する可能性が高くなります。仮に、重複した内容でページを公開した場合、せっかく公開した新たなページが低品質ページと認識され、ウェブサイト全体の評価が下がります。
またこれは、ネットショップやネット通販サイトに多く見られる事例ですが、ある商品を公開した後に、その商品の色違いやサイズ違いの商品を、別ページで公開するというケースです。
ちなみに、同一商品の色違い、サイズ違いでページを作成することは問題ありません。
ただ、同一商品ですから、どうしてもタイトルやキーワード、商品の説明が重複し、ほぼ同じコンテンツがずらりと並ぶようになります。
こういったページ構成を避けるには、たとえ色違いであっても、サイズ違いであっても、1つ1つの商品ごとにオリジナルコンテンツを用意し、文章量を増やしていくしかありません。
しかし、何種類・何十種類もある同一商品の1つ1つに、オリジナルコンテンツを用意することはできるでしょうか。それを数百ページ・数千ページ公開していくわけですから、おそらく現実的に不可能なのではないでしょうか。
本来、同一商品の色違いやサイズ違い、ほぼ同一の商品・サービスを公開する場合には、公開するページを1つにまとめて、そのページ内で色やサイズを自由に選べるページ構成が必要です。
ただ、利用しているショッピングカートの仕様によっては、購入ボタンが1ページに1つのみと制限されている場合、新たなページを公開しなければ商品購入ができない場合など様々な問題があります。
そこで、こういった重複しているページや同じ商品のページ、同じ説明をしているページを精査し、元となるページのみを残して、他のページにnoindex・nofollowタグを記述します。そうすることで、色違いやサイズ違いなどの重複ページが除外され、必要なページや重要なページのみを検索エンジンに登録することができます。
noindex対策は、無駄なページをそぎ落とし、有益なページのみで構成されるウェブサイトを構築するための手法です。弊社のこれまでの実践結果からも、noindex対策によって公開するページを制限したことで、飛躍的に検索順位が改善し、アクセス数が増加した事例が数多くあります。
なかなか順位が改善しない、ウェブサイトの評価がなかなか上がらないという際には、ぜひnoindex対策を活用してみてください。