被リンクとは？被リンクによるSEO対策の上位表示の効果とは

被リンクによる対策は逆効果？

被リンクは、これまでのSEO対策において、非常に重要なものとされていました。

しかし、現在のSEO対策では、この被リンクによる対策がマイナスとなってしまうことが多く、被リンクによるSEO対策が逆効果となり、大幅に順位が下落してしまう場合もあります。

そこで、被リンクについて、どのようなリスクがあるのかを把握しておく必要があるのです。

被リンクとは

被リンクとは、外部のウェブサイトやウェブページから、リンクをしてもらうことを指します。

従来のSEO対策では、被リンクを用いて行うことが多く、5年～10年ほど前は内部対策が1割、残り9割が被リンクによるSEO対策でした。

これは、Google社の検索エンジンが、ウェブサイトを評価する上でインターネット上のどのようなページから、どのくらいの被リンクを集めているかという情報を利用していることが関係していたためです。

そのため、SEO会社から有料リンクを購入する手法を取り入れたり、ブログのコメント欄に対し、無作為にコメントをしたり、トラックバックを大量に送信するなどの対策が行われていた時代もあります。

被リンクの効果とは

被リンクの効果は、以前であれば、検索結果に大きな影響を与えるものでした。数年前のSEO対策は、「被リンクの数＝上位表示」に直結していたため、外部からの被リンクはとても重要なものでもありました。

また、被リンクの効果には、検索エンジンのクローラーを巡回しやすくするために、意図的に更新頻度の高いブログなどから被リンクをする場合もあります。

しかし現在では、不自然な被リンクや意図的に設置された被リンクは、検索エンジンスパムとみなされるため、非常にリスクの高いSEO対策となっています。

尚、現在では、ウェブサイト同士がリンクをし合う「相互リンク」ですら、過剰なSEO対策とみなされ、検索エンジン側からペナルティを受けるケースもあります。

被リンクとは、あくまでも時間の経過と共に、自然に獲得していくものであるというのが、現在の「正しいSEO対策の考え方」となります。

このように、数年前であればSEO対策の手段として被リンクは有効な手法でしたが、検索エンジン側のアップデートにより、被リンクに頼ったSEO対策は逆効果となってしまうことがあります。

検索エンジン側からスパムと判定されてしまうと、ドメイン単位でペナルティを受け、大幅に順位が下落してしまうリスクがあるため、これからは意図的な被リンク、人工的な被リンクを必要としない方法でSEO対策を行うことが重要です。

検索順位を上げる方法は、被リンクだけではありません。

これからのSEO対策は、被リンクに頼った対策を行うのではなく、内部対策をしっかりと行うことで、被リンクを必要としない対策を行うことができるのです。
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